方位石
方位石とは「方位」を見定める石のことで、一般的には方角石と呼ばれ、 江戸時代から明治初期にかけて、回船業者や漁師が天候予測のため、港の見える小高い丘に置いたものと、 単に置磁石的なものとして、高い山やある地点に置いたものがあります。
恵比須神社の方位石は花崗岩造り、3段の台座の上に東西南北と十二支を刻んだ方位盤をのせています。 銘もなく、確かな資料もないので、天候予測に利用したのか、海上交通安全祈願のため奉納したのか定かで はありません。
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