夜宮の大珪化木

 


夜宮の大珪化木は昭和15年10月に地下6mから発見されました。直径約2m、長さは確認された部分だけでも約40mあり、日本最大級の珪化木です。この珪化木は、第3紀中期(約4千万年前)にできた地層に埋もれていたもので、松柏類の樹幹に、含水遊離珪酸が置換沈殿して石化したものです。この発見により北九州地方の当時の植物景観、気候、地理等を考察することができ貴重な資料となっています。


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