眼下に響灘と関門海峡を眺め、背後に足立山系を控えた丘陵地にあります。かって陸軍要塞地でしたが、終戦後は要塞を解かれ昭和25年開園しました。園内はシイ、タブ、ツバキ、トベラを主体にした自然林で被われ、自動遊戯広場も整備されています。
昭和26年、作家・村上元三氏より、佐々木小次郎の碑が寄贈され、武蔵との決戦場・舟島(巌流島)を遠望する園内の台上に建てられました。赤坂にあった宮本武蔵の碑もここに移され、木立のなかに、佐々木小次郎の碑と宮本武蔵の碑がともに仲良くならんで眼下の舟島(巌流島)を偲んでいるかのようです。また園内には、伏さしの宮本家代々の墓所があります。
毎年4月(13日に近い日曜日)には、両剣聖を偲び、剣道大会、芸能大会などの武蔵小次郎まつりが行われます。
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